キッチンでは、炊飯器や電子レンジに食洗機というようにいろいろな家電製品が活躍します。
そこでコンセントの数が少なければ、プラグを差し込むことができません。それを解決するために、消費電力が大きいものを電源タップなどを用いて一つのコンセントに差し込めば、コンセント容量の限界に達して事故が起きる可能性もあるので危険です。
キッチンコンセントが足りないというならば、小手先の工夫で対処するよりも、リフォームをしてコンセントの数を増やすことが諸々の問題をすべて解決できる方法です。そのためにも、増設する数と設置場所をよく考えなければいけません。使う家電の数や消費電力から、必要となる増設するコンセントの数を計算しましょう。
将来的に、新たな家電を購入する可能性もあるので、必要最低限の増設よりも多少の余裕をもたせたほうが安心です。そして設置場所ですが、水がかかるかもしれない場所、コンロの周辺は避けておくべきです。水がかかればショートをする可能性がありますし、コンロの周辺はプラグを差すときに火花がでてガスに引火したり調理の熱でプラグやケーブルが溶ける恐れがあります。
人命や建物を守るためには、安全性を重視しなければいけません。
常用する家電で使うコンセントであれば、収納棚や冷蔵庫の影になる部分でも問題はないでしょう。
埃がたまらないように、定期的な掃除を欠かさなければ、事故が起きるリスクが低くなります。ホットプレートや電気ケトルなど調理をするときだけ使用する家電については、抜き差しがしやすい場所に設置をするべきです。
例えば、シンクやコンロから離れた部分の壁であったり、アイランド型キッチンならば背面部に設置する事もできます。